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日本初旅行 バルセロナと比較して….

日本に降り立ったその瞬間は、バルセロナから初めてこの国に訪れた人間として、なんだか土曜の朝の、日本のアニメが流れっぱなしだった、あの世界に迷い込むような感覚があった。私の周りで歩いている人たちは、なんだか妙に見覚えがある感じ。もちろん彼らが私の知人なんかじゃなくて、私の幼少期に見ていたアニメのキャラたちがTVを抜け出して、日本各国に広がっている感じだ。でも私は自分に、ようやく理解し始めたばかりの文化を美化しすぎないように、と言い聞かせた。

日本に降り立った1日目の朝、もちろんまだ時差ぼけを感じながら外を歩くと、なんだか全てが疑わしいほどに…可愛いことに気づく。街の看板にマスコットキャラがいる。工事現場には可愛らしい動物が、道路封鎖を申し訳なさそうに謝っている。警察でさえ漫画っぽく描かれている。二人の老人がひかる棒を持ちながらホテルの駐車場の前に立って、歩行者はどこを通るべきか、ドライバーにはどこに車を停めるべきかを伝えている。そんな光景をみて私が感じたのは、絶対バルセロナであり得ないこんな光景が、日本の街の至る所で広がっているということだ。

スペインの人々のコミュニケーションの取り方の多くは、衝動的で失礼なこともある。それに比べるとまるで信じられない。私がどれだけショックを受けたか考えてみてほしい、お辞儀したり、謝ったり、優しく話したり、満員電車や混雑な店にきちんと並ぶ人たちを見て…。汚れ一つない通りはさらにショックだった。ゴミが溢れかったゴミ箱一つもないし、タバコも落ちてない。まるで国全体が団結して、その土地を聖域として守ることに合意したかのようだ。もちろん自分が、ちょこっとその国を訪れた観光客として、感じたことでしかないとは百も承知だが、礼儀正しさとあたりの綺麗さは、忘れ難いものだった。日本の社会的調和は、深くて複雑な抑圧からきていて、旅行者はその一部を垣間見ることさえできないだろう。礼儀正しさと清潔さと同時に、日本の人々と食事の関係性は近未来的で、とても便利で、そして繁盛していた。2週間の滞在で、何一つ不味い食事に出会わなかった。コンビニに入った時には、スペインには存在しないものばかりを見つけ、特にショックを受けたのだった。

暖かいご飯に、料理済みのご飯が一部コーナーに埋まるようにして並んでいる。唐揚げや肉まんなどもすぐにあたたまっている。冷たいドリンクも欲しいがままに、暖かいドリンクが欲しいならば小さいスペースに集まっている。

パンの品揃えも目も見張るものがあり、甘いもの、さらなる飲み物、さらなる食べ物、さらなるお菓子…まるでパラダイス!観光客として、これはかなりのハイライトだった。そしてトイレは自動で開き、宇宙船より多いボタンが待ち構えていて、そしてラーメンは機械から注文ができる点も。

最後に、バルセロナから日本への旅は、私の幼少期のアニメの世界と現実世界の面白い比較、なんかよりももっと楽しい旅となった。視点の見方の静かな教訓となった。寺を歩いて回るとき、角を曲がるたびに現れる可愛いもの、そして秩序正しく社会が進んでいる様子も、なんだか私にはアニメの世界に思えた。そして私は、旅が思わぬ形で、自分を成長させることに気がついた。

日本は、改めてどんなカルチャーでもーどれだけ表面上、洗練されていてても、混沌としててもー観光客が一度行ったぐらいじゃ気づかないほどの、奥深い物語をそれぞれが抱えているということに気づかせてくれた。それは確実に私の中にある扉を開き、より知りたいという探究心を残した。新しいやることリストを作って、すぐに戻ってくると思います。そしてさらに日本を大好きになることでしょう!